浦島太郎のBombolone

考えてないでやってみる。

変化

ここ10年で変わったこと。カジュアル化した仕事着。髪の毛の色と本数。すすむ老眼。見える世界の解像度。など挙げればキリがないが、変わらなかったもののひとつに仕事がある。

入社して10年。同じ職場で同じ業務に携わってきた。多少メンバーが入れ替わったりもしたがチームで様々な課題をクリアしてきた。現場には現場の事情があるが、上層部には上層部の事情があり、たいていそれらは矛盾していて。その矛盾を現場が吸収できるようチームメンバーで知恵を出し合って乗り越えてきたのだ。

なかなか良いチームだ。写真撮影に例えるなら、望遠レンズやマクロレンズ、ズームレンズやオールドレンズなど種々様々なレンズがある状況で。どんな依頼であってもシチュエーションに合わせた撮影が行えるという自信があった。

先日発令があり、そのチームを離れることになった。来月からは新しい職場で新しい仕事をする。マウントを変えて、さあ今度はどんな写真が撮れるんだろうか?と期待する気持ちと、今までのような良い写真が撮れるだろうか?という不安とが入り交じる。

弘法筆を選ばず。という言葉はあるが、弘法大師だって選べるなら選ぶだろうよ!と思いつつ、しばらくしてこのブログのテーマにたどり着く。考えてないでやってみる。どんな写真が撮れるかわからないが、とりあえず100枚撮ってみよう。