カメラが欲しい
カメラで写真を撮るようになったのは、子どもが生まれてからだ。
長女が生まれる時に、SONYのα55を買った。当時、職場の人がCanonの一眼レフカメラで写真を撮っていることに憧れたのもある。35mmの単焦点レンズを買って、撮った写真は驚くほど綺麗だった(自分目線)。
とにかく絞り優先。とにかく絞り開放。それだけで、良い写真が撮れた(自分目線)。なんだか得意になって、たくさん写真を撮るようになったのだけど、そのうちカメラを持ち出すのが億劫になった。
子育てが大変だったのだ。
なんやかんや荷物が多い中、カメラの重みに耐えられなくなった。もっと軽くてコンパクトなカメラが良い。そう思って、あれこれ探してたどり着いたのが富士フイルムの X30というコンデジで、フィルムシミュレーションの素晴らしさもあり、以来ずっと愛用している。JPEG撮って出しで、唸るような写真が撮れる(自分目線)。
クラシッククロームの空の色や
アスティアの肌の色
プロビアの空気感がたまらない。
昨年、ビックカメラにあったX−T5のファインダーを覗いて、度肝を抜かれた。クラシックネガもいい感じだ。なんだか重たい気もするが、子どもたちも大きくなってきたし、今ならこの重さも許容範囲内ではないか。一度そう思ってしまえば、なんだかX30のセンサーに不満を覚え、新しいカメラが欲しくなってしまった。